はじめに…

本日、第一回目のBLOG更新となります。このブログが多くの方に読まれ、そして私自身の経験が多くの方の参考になればと考えています。

今日のタイトルは大きな大きな内容ですが、とても重要な事であると私は考えています。

人生を振り返るならば、良いと思っていた事も悪いと思っていたことも、その時はものすごく楽しかったり、うれしかったり、必死で考え、試行錯誤したりと、どんな時も一生懸命に生きていたように思います。しかし、その過去も時間がたつと、何故か懐かしい記憶となり、笑みがこぼれます。「時はやさしい」という歌詞をアーティストの方は歌ったりしておりますが、まさにその通りかと思います。

 

そういった事を繰り返していくことで、経験となり、それが血肉となり、今の私達を作っているのだなと思うと、とてもやさしい気持ちになれます。

そして、その経験の繰り返しを自分が「磨かれているのだ」と客観視して感じる事ができるレベルになっていると、それを成長と呼ぶのかなと思っています。

磨かれていくという事

私の経験ではありますが、磨かれていくといっても、その途上をなかなか自分で感じる事は難しいのではないかと思いますが、3つの段階を考えてみるとわかりやすいかと思います。

①磨きはじめ

磨きが始まる時というのは、良し悪し関係なく、何らかの問題や物事が自分の身に起きます。人生にて皆が経験する「人の死」はその代表例ではないでしょうか?また、人生で転職、退職や隣人とのトラブルなどが起こる場合、大抵は、自分の磨き始めの合図であるとも言えます。その人がいなくなり改めて大切さを知る。感謝する気持ちが芽生えるなど。が代表例でもありますね。私は母親が無くなった時、帰る場所が無くなったという経験が、自分を奮い立たせる結果となりました。

②磨くという事

そのような様々経験をすると、ドキドキしたり、不安になったり、高揚したり、驚いたりと気持ちが動いたり、自分自身の気持ちが内向的(自分の内面を見る)になり、そのような心情になるという事で、自分を見つめなおすきっかけとなる。これを磨いている最中とここでは呼びます。自分を否定したり、また思いあがったりと、良きも悪くも「心が動く」という事で、自分の内面が炙り出されてくのです。まさに自分の心が動き、磨かれている訳です。どこに向かっているかと言いますと、相手のせいや環境のせいにしている場合は、それが自分の責任であるという事に収まる方向性を心は目指していっておりますが、逆に考えてしまう方も中にはおります。逆に進むという事は、現在の状況から抜け出せない事を意味します。相手がいる場合、例え、自分が100%悪くなくとも、自分がそういうものを引き寄せた、自分の甘さが相手を調子に乗せてしまったなど、自分では気が付きにくい複雑なパターンもありますので、一番の対策としては、自分にも責任があるのではないか?と考え、自分を見つめなおして修正していく事がもっとも解決が早い方法論になります。

③磨き終え輝く

経験を乗り越えていくと、再び新しい自分となり、その経験が力となり、同じような経験をしている人を見ると、応援する気持ちが芽生えたり、共感する事ができるので、自分がより多くの人間関係を受け入れる器となる。また、徐々に苦手な人がいなくなっていくという特徴があります。また、今度似たような事例や似たような物事があった場合には、それを冷静に捉え、問題解決する力が上がっている事に気が付くはずです。昔はこのような事に悩んでいたな、あのような事で不安になっていたな、その場合はこうやると良い!と客観的視点で見つめる事ができるのです。

簡単ではありますが、このような経験を本ブログを読まれている方は感じた事があるのではないでしょうか?そして、自分の心の中の曇りが晴れ、新しい自分となり、再び輝き始めるのです。輝くというのは、他の人に対して有益な人物になっていくという事です。

経験とは、良し悪しではない。

人生の中において、良い経験と悪い経験とで分けて考える方がおりますが、そのようなものはありません。恐らく分析をしすぎてしまう頭が、自動的に経験を良い悪いで振り分けてしまっていると思いますが、もし、皆さんの人生そのものが経験をする為に産まれてきているものだとしたら、どうでしょうか?人の本質は多くの事を経験したいのです。少なくとも私はそう考えています。それとも、何事もなく、毎日が過ぎ、心が動かぬ毎日を過ごす事を皆さんは望んでいるでしょうか?私達の好奇心はそれをさせてはくれないでしょう。

経験とは、良い悪いではなく、どのような経験も逃げずに立ち向かえば、自分を輝かせる研磨剤となり、その先には素晴らしい景色が待っているという事なのです。今、経験をしている途上の方は、逃げずにどうしたら解決できるかを考え行動してみてください。その行動や考えは、たとえ今、間違っていても、その間違いに気が付くという過程を経て、正され、心が晴れやかになる状態に100%たどり着けますので、是非信じて進んでみて下さい。たどり着けるという事は、心身共に心が軽く、さわやかである状態という事でもあります。調子に乗るなよ!と相手を指摘している方もおりますが、やはり人生調子に乗る経験もまた大事な経験です。調子に乗らずにずっと低空飛行で暗い気持ちで人生を過ごすよりは、一度調子に乗って叩かれる経験をした方がよっぽどその人が磨かれていきますから、是非どんな経験も良い悪いで考えずに、自分を高めてくれる磨くチャンスとなんだと捉えていくと良いかと思います。そういう意味で、自分にとって都合が悪い経験も、実は長い目で見るとありがたい経験だと言えるのです。

信じるという事は一体なんであるか?

次に、信じるという事について、触れていきたいと思います。

現代の私達にはもともと、ある機能が備わっています。自分が何をなすべきかは、自分の心に聞いてみればわかります。自分が前向きな感情、自分が積極的な感情、うれしい、たのしい、やる気になるという状態であれば、自分が正しい方向に向かっていると考えてよいでしょう。しかしその途上で、嫌だなと思う気持ちが出てくる事は、あるでしょうが、あくまで他者とのコミュニケーションの中で出てくる磨きのチャンスであり、これは一緒にしないでください。大きな意味で、自分が進んでいる事自体に不安や悩みや、やる気が失せている場合は、シグナルが出ます。間違っているよ!という事です。

しかし人間関係の中で出てくるものは、大抵が自分磨きのチャンスと覚えておきましょう。また、自分にとって害悪であると思っている人が登場した時はすぐ自分の点検を行ってください。自分が引き寄せている原因がなんであるか?を分析する必要があるのです。

「ああ、こういう所が自分にあったな、だからこのような事を引き寄せてしまったのだ。」と考えると良いでしょう。

このように、最後には、自分の感覚を大切にし、信じる事がとても大事ですし、自分が決めた事であると思えるから後悔はしないのです。

その時に何を選択し、進むかで、おおよその人生は決まってくるとも言える訳です。

偉人の言葉の中で、大志を抱け、夢は大きくなどという言葉がありますが、やはり人生は、自分の思った通りの人生になります。

それを自分が表面的に望んでいなくとも、日々皆さんが考えているマイナスの感情が、皆さんのプラスの感情や大志を小さくし、邪魔している感情があるのだなと気が付くべきです。綱引きのような感情をイメージするとわかりやすいかと思います。そういった自分の感情のコントロールが出来ず、気が付かない場合、やがてそれが現象としてあらわれてくるだけなのです。やはり、表の気持ちと裏の気持ちをプラスの感情へ一致させて行動する事が大事です。

この感覚が実際に起きていると私は感じておりますが、やはり忘れてしまう事もありますので、失敗したり、中途半端に終わってしまう原因になっていると思いますので、スタートとしてまず自分を信じる事からスタートしてみましょう。

なかなか難しいのですが、それが経験。

というものの、中々難しいのが感情のコントロールでありますが、いきなりその全てを出来る人はもちろんおらず、私もいつも苦戦してしまう事もありますが、それでも挑戦し続ける事が大事です。そしてその過程こそが、まさに経験であると私は思います。毎日毎日、考えるのも楽しいものです。ビジネスにおいても、考えている人と考えていない人で大きな差が出てきます。私も昔は、後輩などがやっているビジネスをなんだそれ!と馬鹿にしてしまった経験もありますが、相手も経験して磨いている途上であり、私も、後輩のビジネスを見て、なんだそれと思うのか?応援するのか?アドバイスをするのか?と経験している訳です。この自分自身判断で、相手の気持ちや方向性や未来が変わっていくと考えると、一秒一秒が戦いであり、責任があるのだなという事が分かります。

ですから、どんな事をしていようとも、全ての人は、「自分を高めていく為の経験をしているのである。」と思う事が大事です。落ち込んでしまうのは、その現象だけを見ている証拠ですが、それもダメではありませんよ。人は、落ち込んでしまう経験が無ければ、その人はどんな人間になってしまうのか?と考えると良いですね。

人はいつか必ず死にます。それまでの間、自分を見つめ、人にプラスになる言葉をかけ、沢山の経験をし、沢山の喜びを知り、沢山の悲しみを知り、沢山のやさしさを知り、人や環境に感謝し、人は生かされていて、既に与えられているのだと思えると同時に、様々な欲に振り回されている人生が如何に不幸であるのか。という事を心の底から思えた時、そっと隣に初めからあるもの、それが幸せであるという事を定義して。このはじめのBLOGに刻みたいと思います。読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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